心のともしび 1日一編の法話

2022-05-19 09:07:00

「苦しい時の神だのみ」という言葉があります。多くの人は、困った時や。差し迫った時、子供の受験や思い病気の時など苦しい時は手をあわせます。
ところが試験合格、無事出産、病気を平癒すると神だのみしたのに神を忘れる人がおおいのです。

 仏教に「平成業成(へいせいごうじょう)」という言葉がありますが、これはふだんの人の心がけ、ふだsんの信仰の大切さを言っています。
朝に合掌、夕に感謝でいつも祈る、いつも清らかな気持ちで拝む心が「現生安穏な一生」となるのです。

 

IMG_2376.jpg

2022-05-18 07:59:00

 善事をししめ悪事をこらしめることを勧善懲悪と言います。
法律では悪には罰則という教育があり「罪を憎んで人を憎まず」の精神のもと、真人間に立ち返れば罪は軽減されます。
仏教では人は皆、仏性を持っている仏の子、罪を心から懺悔(神仏の前で許しを請う)すれば救いの手がさしのべられ、苦しみの世界にいながらも心穏やかに過ごせるというのです。
 恨みつらみがあっても、恩徳の心をもって報いることで苦しみをなくしてしまうのではなく、それを乗り越えることが大事です。

 

IMG_2376.jpg

2022-05-17 16:14:00

お釈迦さまはこの世で一番尊いものは生命であるとおっしゃいました。私たちの生命を支えるためには数多くのいのちが犠牲ななっています。
 障子の前には他のいのちに合掌感謝し、お釈迦さまの教えを最良の種子として実行したいものです。

「天の三光(太陽・月・星)に身を暖め地の五穀(米・麦・アワ・キビ・豆)に魂を養うは、これみな仏様の慈悲なり。」

IMG_2376.jpg



2022-05-15 11:27:00

「病によりて道心はおこり候」

病気が動機となって信仰に目覚めることは多々ありますが、この御聖訓は目に見えない「心の病」を示されています。健康のありがたさと共に「心の病」に注意し、お釈迦さまの御教えを信じ精進したいものです。

 

IMG_2376.jpg

 

 

2022-05-14 12:38:00

世の中、科学・医学が進んで平均寿命がのびましたが百年には達しません。 

経文に無常迅速とか諸行無常とありますが、人にはある日突然、どんなことが起こるかわかりません。 

この限られた人生を幸福に送るにはまず感謝、謙遜に「いのる」ということが大事です。

 自他ともに日々「いのる」生活を大切にして喜びのある人生にしたいものです。

 

IMG_2376.jpg