心のともしび 1日一編の法話

2022-06-03 07:00:00

 ハスはスイレン科の多年草で、インドなどの原産。
古くは大陸から渡米し、青、黄、紅、白の4種とされ、特に仏教徒のかかわりの強いのが白蓮華。
泥沼より生じ、清らかで香気のある花を咲かせます。

 蓮華は開花前、すでに果実を宿し、花のうちに過去・現在・未来の3世があることを表しています。
汚濁に染まらず、まみれることのない蓮華は、大衆を「教化救済」する微差にたとえ表されているのです。

 「清きこと蓮華の如き」の心でありたいものです。

 

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2022-06-02 07:42:00

 常に仏道を求めて正しく生き、人に愛情を持って尽くすような人間を天は必ずまもってくれます。
正直な人には神の加護があるという言葉のとおり、「天道人を殺さず」で日々の糧は授けられます。

 人間はいい時ばかりではあるません。災難や病気、いつかは死を迎えます。 その時にはありのままに受けとめればよいのです。

 生かされていると素直に思う気持ちは人生にとって大事です。

 

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2022-06-01 16:44:00

 宝物とはお金、宝石、子宝でしょうか。これらは皆形のある宝です。
 形ある物は失ったり盗られたり、こわれたりしていつか無くなります。しかし心の宝物は一度もらったら死ぬまでなくなりません。
 そしていくらでも人に分けてあげられます。

 お釈迦様の説かれたお経の中にはこの心の宝物(知恵)が沢山あります。仏様の知恵は限りなくあるので、もっともらって欲しい思ってます。

 お経を読むということは、ご先祖や亡くたった人のためばかりではなく、生きている者が仏様の教えを聞かせてもらって、正しい知恵を授かることなのです。

 

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2022-05-31 08:14:00

 人は一生の間に「自分のもの」として数多くの所有物を貯め増やしていきます。
ところせましと調度品を買いあさったり、物に振り回されて人間の方が小さくなって生活していることが多々あります。

増やすことに没頭はしても減らすことを忘れてしまっています。

 仏教では「省事」といい省き捨てることに心配るのも大切と教えています。

 

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2022-05-30 07:29:00

 人間は妄想・雑念によって精神が濁り、善悪の判断が失われます。

 例えば水の表面に波が立っていると、その底の状態は見えませんが、波がおさまると浅い・深い・魚がいるかなどがよく分かるようになります。

人の心も同じで妄想・雑念がおさまると精神が澄み知恵が開けてくるのです。
「バカになれ」ということがありますが。自分を抑えてがまんする、「何を言われてもバカになる」ことは意味深いことなのです。

 

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