ハスはスイレン科の多年草で、インドなどの原産。古くは大陸から渡米し、青、黄、紅、白の4種とされ、特に仏教徒のかかわりの強いのが白蓮華。泥沼より生じ、清らかで香気のある花を咲かせます。
蓮華は開花前、すでに果実を宿し、花のうちに過去・現在・未来の3世があることを表しています。汚濁に染まらず、まみれることのない蓮華は、大衆を「教化救済」する微差にたとえ表されているのです。
「清きこと蓮華の如き」の心でありたいものです。