心のともしび 1日一編の法話

2022-10-22 09:19:00

 日蓮聖人はこの言葉の前に「魚は水にすむ、水を宝となす。気は地の上に生て候、地を財とす。人は食によって生あり、食を財とす」
と申されています。
日蓮聖人は命こそこうした宝物を超える最高の宝物だと説いておられます。

 しかし人間はいつも 愚かな争いごとによって大切な命を無意味に奪いあっています、大変悲しいことです。
この世に生を受けたことに感謝し、命の大切さを改めて考えてみましょう。

2022-10-21 13:44:00

 人が人間としてこの世に生まれることを私たちは当然として受け止めているのですが、実は果てしなく広がる宇宙の一つの生命、しかも他の生命ではなく人間として生まれる確率は宝くじに数着万回連続であたるほどの奇跡なのです。
それほど尊い命のありがたさを知り、与えられた人生を大事に生きていきたいものですね。

2022-10-20 13:15:00

秋晴れの気持ちのいい一日をお過ごしのことと思います。
こんないいお天気の日は、何かしら外にでて活発に行動したくなるのも分かります。
ついついやりたいことが多すぎて、ついつい今日やろうと決めていたことを一日延ばしにしてしまうことも多々あるのではないでしょうか?

頭ではわかっていても心はいつもフラフラとあっちこっちと行ってしまいます。映画を観たり、ゲームをしたり…。

できるだけ今日やろうと決めていることは今日やる!
心のコントローラーをしっかり握り今日も頑張って行きましょう!

2022-10-20 09:12:00

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ホームページを立ち上げて以来 毎日一遍ずつ紹介してまいりました、「心のともしび」のご紹介をさせて頂きます。

「心のともしび」は長年にわたり私が皆さまにお伝えして来た 仏教の意味を分かりやすく短い言葉によって一冊の本にまとめたものです。
仏教は決して難しく縁遠いものではなく、人々の身近な生活の中に深く染み入ったものであるという事を今一度思い返すことによって、ストレス多い現代を生きる皆さまの一助になれば嬉しく思います。
「心のともしび」はお寺にて一冊千円にて販売させて頂いております。
また当ホームページのお問合せへのアクセス頂けましたら郵送いたします。

是非 いつもお近くに置いて読み返して頂ければ幸いです。

                          中山浄敬

2022-10-18 11:27:00

 月日の経つのは早いもので一年はあっという間です。
 古人は人の健康をたずねる時「恙なきや」と挨拶したといわれています。 今ではあまり使われていませんが「恙」とは虫の名、ツツガムシ科のダニの総称でこの虫が人の腹に入って害するところから、人の健康をたずねる時の挨拶言葉で使われました。 

 無事恙なく元気で師走を迎えられることはありがたいことです。
 「師」とは年。「走」と果つるの意で「師走」。
体調を整えて最後の「極月(ごくづき)」を乗りきりましょう。

 

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