心のともしび 1日一編の法話

2022-12-13 14:25:00

 大晦日の夜、耳をすませば ゴーン ゴーンと聞こえてくる「除夜の鐘」日本の伝統的な文化の一つです。
この除夜の鐘 百八回鳴らすのですが、その由来はいくつかあります。
人には百八つの煩悩があり、これを払うというもの
また四苦八苦という言葉がありますが、49(4×9)36 と89(8×9)72これを足すと108となります。
などなどの説が有名です。
 時の流れとともに日本の美しい文化や習慣が薄れつつある昨今ではありますが、今年の大晦日はゆっくり除夜の鐘を聞きながら一年の計に思いを馳せるのもいいものですよ。

IMG_2171.JPG

2022-12-12 15:18:00

 12月もこの時期になると、今年の総まとめ的な報道が目につきます。
今日も2022年今年の漢字が発表されました。
結果今年の漢字は「戦」だそうです。
 確かに今年の2月にロシアのウクライナ侵攻という信じられないニュースが世界中に流れ、今に至っても戦いは続いています。
数年来のコロナ感染症との戦いも続いている現状があり、ほぼ納得のいく今年の漢字ではあると思います。
また終わってはいませんがワールドカップ2022での日本代表の戦いぶりには沢山のひとが感動しました。本当に清々しい戦いぶりでした。
 しかし世の中には多くの人が戦いの中にいることも事実です、病・老い・貧困・差別・食糧危機・災害などなど・・・。
人が何かと戦う事は決して終わる事はないのかもしれませんが、一つ一つの戦いを人生の糧としよりたくましく生きていく来年にしたいものですね。

2022-12-09 15:48:00

 毎年この時期になると年賀状の準備で忙しくする人が多いのではないでしょうか?
最近は年賀状文化も廃れつつあるようでメールやLINEで簡単に済ませる人も沢山いるでしょう。

 来年はウサギ年ですが、もともと十二支の動物とは何だろうと調べてみました。
十二支はもともと中国から伝わった昔話です。
昔 山の上に神様が住んでいてその神様が毎年動物をその年の王様にすると決めました、その順番じは山の上に登ってきた順番で決めるというのです。
その結果が
 という事です。

由来はいろいろな説があるようですが、詳しく調べてみるのも一興かもしれませんね。

2022-12-08 12:27:00

 年末にになると、来年のカレンダーをいただく機会が増えます。
その一つを何気なく見ているととても心に残った言葉があるものです。
歳をとる人は「でも」「だって」「どうせ」と言い訳を繰り返す、こんな人は老けるのが早い。
好奇心のある日とは表情がイキイキしている。何歳になっても向上心・好奇心・自反心を持ち、人生に目標や希望を持って生きていきたいものですね