心のともしび 1日一編の法話

2022-08-21 09:21:00

二つのものの関係が両極に分けられて切り離せないものには「生と死」「善と悪」「愛と増」「得と失」があります。
私たちはこれ等の狭間で悩み、苦しみ一喜一憂して生きています。

 嬉しい時には大いに喜び、災難に会ったときには、これを受け止めておろおろせずに、自分んの人生をしっかり見つめてありのままに生きていれば、
必ず道は開けます。

 

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2022-08-20 09:50:00

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2022-08-19 20:21:00

人生という道はまっすぐな道ではなく迷路であり袋小路にです。
 お釈迦様は、極端な道をとらず無理のない自然の状態の真ん中を歩めと教えています。

 調子のよい時に油断しないよう気をつけねばなりません。
過ぎてしまったことをくよくよ考えずに私は私と自分に言い聞かせ、周りの気配を気にせずに自分の足で人生の波を乗り切りましょう。

 「順境の時は感謝、逆境の時は希望を持つ」
信念あれば必ず道は開けます。

2022-08-18 11:25:00

 自分の思うことが叶えば喜び、思うことが叶わねば憂うのは当たり前のことですが、思うようになったと満足し得意顔になっては進歩の止まった証拠。
亡ぶる所以となります。しかし思うようにならず失意しても決然と立ち上がれば道は開けます。

 「憂きことの尚この上に積もれかし、限り有る身の力試さん」
江戸後期の儒学者熊沢藩山は、気力のある者は殊更困難に出逢うことを欲するとも詠んでいます。
順境にあっても誇らずに、逆光にあっても人の道とすべきを尽くすことは大切です。

 

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2022-08-17 11:26:00

青年は未来を夢み、老人は過去を語るといわれるように、若い人にはそれぞれに希望があり楽しみもあります。
老境に入ると希望も消え去り、見るもの聞くものが悲観の種となって過ぎし時代の愚痴となります。

 凡そ人と生まれて生涯の間、何等の出来事に遭わずして一生を過ごす人はなく、自分の一生を光輝あるものにするには、
苦悩に負けるか打ち勝つかです。

 苦の中に楽を見出し、有限の中に無限を味わうことが大切です。

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