心のともしび 1日一編の法話

2022-05-26 09:06:00

 何気なく毎日を送っている私たちの周りには、事故や災難にあったり病気になったりして苦しんでいる人たちが大勢います。
自分の身に降りかかってこなければ安穏な日として過ごしています、

 「生あれば死あり」。死の悲しみは誰しも生涯のうちで何度かあります。その悲しみや苦しみが大きければ大きいほど修行するための「種」となって魂を磨くのです。

仏様の前に立って手を合わせ、「自分は今、仏様の後光に包まれている」とそう思った時、ほんとうに後光に包まれるから不思議です。

 「人事を尽くして天命を待つ」

 

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2022-05-25 11:51:00

 人生には様々の挫折が起こります。
 病気、交通事故、家庭の不和、不運、いずれも人間関係のしがらみ、感情のもつれなど単純は原因でない絡み合いが不安と悩みを作り出します。

 仏教でいう輪廻は、迷いの世界から仏様に出会える安らぎの世界、上下ではなく横に繋がって救いを得られる安心の世界を行きつ戻りつ繰り返す事です。

 地獄にあっても命がけで御仏の心を我が心とするとき、安らぎの救いを得らるのです。

  へこたれてはなりません!

 

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2022-05-24 09:07:00

 仏教で徳慈悲の心の実践には四つの項目があります。

1 人に施しをする行為

2 優しい言葉をかける行為

3 人に利益を与え救済しようとする行為

4 相手の立場で考える行為

の四つです。 これらの実践には、人に善をなす者は自分を益する者で、安らかな幸福感が得られるという不思議があります。

「相手と共に分かち合う喜びと、共に悲しみ悲しみ分かち合る苦しみ」これが慈悲なのです。

 

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2022-05-23 10:48:00

 人に物を施し恵ことを布施といいますが、布施には「財施(ざいせ)」「法施(ほうせ)」「無畏施(むいせ)」の三施があります。
 人を笑顔で迎えるのも情けを施すことも布施なのです。
いたわりのある言葉で喜びを分かち合えば、必ずよい報いが返ってきます。 お彼岸には、実践修行の一つである布施行の意味を考え、精進功徳を積みましょう。

 

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2022-05-22 08:17:00

 人は一生のうち誰しも一度や二度の不思議な霊的体験をします。 現在の家や家族の盛衰を先祖の往生日往生と結びつけて語ることもよくあります。

最近の新聞雑誌に無縁墓が急激に増え、霊がさ迷っているとありました。墓を無用と考える人、墓を縁にして信仰に生きる人、人の生きざまは様々ですが、
自分を育ててくれた両親はじめ故人、先祖様を偲び、今日ある永遠の生命を感じとるとき、先祖様へび思いは募るものです。
 無縁仏(餓鬼仏)の祖霊をおまつりし、その冥福を祈るお盆行事に参加し、無縁仏にならぬよう家族の安泰を願いましょう。

 

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