心のともしび 1日一編の法話

2023-03-07 12:58:00

誰もが一度は耳にしたことがあるでしょう。
「一期一会(いちごいちえ)」という言葉。
一期というのは仏教では人が生まれてから死ぬまでの間・一生の事です。
また、茶道を確立した千利休の言葉として認識されている方も多いと思います。

今日たまたま電車でとなりに座った人とは、おそらく今後二度とは会う事はないかもしれません。
そう考えると人と人の関わり合いが楽しく感じられます。
今、近しく付き合っている友人との最初の出会いを考えてみてください。
どのようなきっかけで言葉を交わすようになったのでしょうか?
数十年前にたまたまクラスが一緒だった・家が近所だった。
何かのきっかけで親しくなり、その後の人生においては何十年来の親友となった・・・。
このような事があるのではないでしょうか?
人は一人では生きられません、一期一会を大切にし、より良いい人生を歩んでいきたいものですね。