心のともしび 1日一編の法話
2023-01-03 11:15:00
大晦日までの喧騒はどこへやら 一夜明けて元日になると静かで 晩秋の暮のような寂しさがある・・・。
このような解釈らしいのですが、いかがでしょうか?
この句は松尾芭蕉が40歳の時 200年以上前に歌った句です。
状況は随分違ってきましたが、今も昔も文化としての日本人のお正月への感性に普遍的な物を感じます。
12月は師走と言われるくらい人々は忙しく過ごしますが、除夜の鐘を聞きながらゆったりとした気分で新年を迎える事を家族で喜び合い
新年のあいさつを交わします。
このようなお正月の風景がこれからもずっと続くことを心より願うばかりです。