心のともしび 1日一編の法話
2022-12-17 14:14:00
日蓮聖人がある尼御前に手紙で述べた言葉です。
必ず誰にでも訪れる”死”について考えることこそ”生”の意味を知る事であり、どのように生きるべきがが見えてくる。という意味です。
若い頃には”死”を意識せずこの若さがずっと続くのだと思っていても、”死”は誰にでも必ず訪れるものです。
年を重ねると親しい友人や親兄弟などの”死”に度々出会います、そして初めて”死”を意識します。
そこで今生きている事のありがたさを強く感じるのだと思います。
生と死は表裏一体のものであると知り、常にそのことに思いを抱けばより良い生き方が出来るのではないでしょうか?