心のともしび 1日一編の法話
2022-11-20 10:54:00
日蓮聖人は「立正安国論」のなかで国に災害が起こるのは私たちのせいである、正しい教えを軽んじ謗法(似て非なる教え)を重視しているからだ。
とし、国の平穏を願うのであれば、お釈迦様の本意である法華経を「正しい教え」として重視するべきだと訴えました。
日蓮聖人が活動した鎌倉時代、元の襲来、飢饉飢餓、疫病など多くの災害に見舞われ人々は救いを求めていたことでしょう。
現代は当時とは違い交通機関、ネットワークなどの発達により世界が狭くなり、地球規模で問題に当たらなければならない時代になりました。
ここ数年、深刻な気候変動をもたらし多くの災害をもたらす地球温暖化問題はその最たるものでしょう。
今こそ、一人ひとりがお釈迦様の教えに立ち返り、自分のできる事から環境法規制SDGsの問題に取り組むべき時代ではないでしょうか?
美しい地球を守り次代の人類につないでいくことは今に生きる私たち全員の義務であると思います。