心のともしび 1日一編の法話

2022-11-09 09:46:00

 日蓮聖人はこの言葉が示す通り、お酒を嗜んだと言われています。
但し、享楽のためのお酒ではなく「薬」として飲んでいたと思われます。
 信者から供物としてお酒が送られて来ることも多く、そのお礼状の中で
「このお酒を温めて飲んだら、体が熱くなり大変調子がよくなった、ありがたい」
と記されています。
 身廷の山中の冬はとても寒く、その生活は過酷なことだったでしょう。お酒はそんな時に体を暖めるのにさぞ役に立ったのでしょう。

 寒い季節になると、忘年会や新年会などお酒をもむ機会もどんどん増えてきます。
くれぐれも飲み過ぎにはご注意を・・・。
お酒は「百薬の長」でもあり飲み過ぎると「毒」にもなりますよ。
自分の適量をしり楽しい冬を楽しんで下さいね。