心のともしび 1日一編の法話

2022-11-07 13:29:00

 日蓮聖人は「報恩抄」のなかで亡き恩師道善房に対し上記のように恩師への感謝の意を記しています。

花は美しく咲いてやがては散り、やがて果実はみのり熟して土に落ちその種子がまた新しい芽を育みます。同じように今の私があるのは師のおかげであり、私が積んだ功徳が師の成仏の助けとなるだろう。という意味です。

日蓮聖人が報恩というものをとても大事にしていたのが分かります。
私たちもこのことを忘れずに、 親・兄弟・先生・友人・ご先祖様 すべての人の恩に感謝し生活して生きたいものですね。