心のともしび 1日一編の法話

2022-11-01 09:09:00

 日蓮聖人は、元の襲来や全国的な飢饉など数々の災の原因は 日本が仏陀の本質を見失ってしまっているからだと激しく指摘し、そのことで幕府や世間から迫害を受けることになりました。
「己が気色の・・・・」の言葉は、浮気をされた女性が相手の女性のことを怒りにまかせ、恐ろしい目をしていると非難しているのですが、それを非難している自身の顔はよもっと恐ろしい鬼のような形相になっているという意味です。
日蓮聖人の生きた時代ではなくこのようなことは現代でもよくあることですよね?
人の非難をする前にまず自分の行いを省みる事も大切です。
たまには鏡の前に立って、自分の顔をよく見てみましょうね。