仏教の修行の段階を十段階に整理した「十地論」の中に三種の供養が説かれています。
一、和供養 物を仏に供え人にも施す
二、敬供養 仏様を敬い先祖の霊等をまつる
三、行供養 仏の教えを身に行う、または先祖なり親なりの教訓を守り行う事。
中でも行供養を重要とします。
仏教年中行事である春秋彼岸。施餓鬼供養、先祖供養、有縁無縁の追善供養などは三種供養の中で最も大切な供養とされています。
「花は開いて果(このみ)となり日は出で必ずみち燈(ともしび)は油を差せば光を増し草木は雨ふれば栄ゆ 人は善根をなせば必ず栄う」日蓮聖人