食べ物の好き嫌いに限らず、人や物事に対しても好き嫌いの我がままを押し通そうとすると、いつの間にか世界が狭くなり、物の見方も偏ったものになり、その本質を正しくつかむことができなくなります。
「夏の虫雪をしらず」は、短期間で死ぬ虫は四季を知らない、勿論雪のことは知らない、つまり世間知らず、世間見ずのたとえです。好き嫌いを押しと通そうとする我がままな生き方に早く気付かねばなりません。