「獅子身中の虫」という言葉があります。獅子の体内に寄生して恩恵を蒙っている虫が、獅子の肉を食べてついにはたおしてしまうという恩を仇で報いることのたとえです。
本来は信徒が仏法を害することへのたとえで仏典の中に出てくる言葉です。自分自身の体内には自分を蝕むもう一人の自分がいて、一時的な享楽や欲望で自分を破壊へと誘惑するというのです。 常に「身中の虫」と闘って健やかな毎日でrありたいものです。