論語に「巧言令色(こうげんれいしょく)すくなし仁」とあります。 巧言とは口先がうまく、うわべだけの愛想のいい言葉や、おべっかの八方美人、令色とは他人の気にいるように媚びへつらう事をいいます。
世の中には調子よく口先だけの人がいますが、そのような人で仁の道に達した人は少ないのです。
仁とは他人への思いやりを言います。ともかく口先だけの人には真実味がないのです。長い歳月のふるいにかけられた古典には、 誠実な生き方が示されています。