錆とは鉄自身から出るもので外から鉄に錆がつくことはなく、鉄が自分自身を腐らせ蝕(みしば)みます。
悪は人から出て人を蝕むように、悪事をなせばその責を負うのは自分自身。病気で不養生をし身をそこなうのも自分自身。自ら三毒という錆を出して自らを腐らせてしまう可能性は誰もが持っています。
刃物も錆が出ると価値がなく、自分の蒔いた悪行は自分に降りかかる因果応報を受けねばなりません。