よもぎはキク科の多年草で葉に香気があり、若葉を餅にいれて春にはよもぎ餅で食し、成長した葉は「もぐさ」となって「お灸」に用います。
よもぎは生来曲がりやすい植物で、まっすぐに伸びる麻のなかで育つと自然にまっすぐに伸びるといいます。
「蓬 麻中(まちゅう)に生ずれば扶(たす)げずして直し」。人間も正しい人と交際すれば自然とその感化を受けるように、友人を選ぶ大切さを教えています。