お釈迦様は故郷に向かっていた途中、入滅されました。 弟子たちは二本のサーラ樹に頭が北になるよう床をつくり、右脇を下にして足を重ね、頭北面西右脇臥(ずぼくめんさいうきょうが)の姿勢で安置されました。北の磁力線上に寝る北枕です。
牧草を食べる牛や鹿なども、休むとき北や南を向いているという研究結果もあるように、動物は本能的に地磁気力を感知しているのかも知れません。