地上の存在するすべてのもの、今吐いた息の中に含む酸素や炭素、そのすべてが草木の一部となり、すべてのものと交換し合ってえんとなり、巡り合る出会いこそが人生の一大事と言われる由縁です。
昼間の星はみえませんが存在するように、有無にかかわらず、すべてにゆきわたる慈しみの心、それが仏教の慈悲です。
仏事の習慣が薄れつつある近来、お盆の行事は先祖への感謝と命の大切さを尊ぶ大事な行事です。是非お盆の行事と先祖供養の縁を結びたいものです。