「親によき物を与えんとおもいて せめてする事なくば一日に二三度 笑みて向かえ」(日蓮聖人)
近年は親孝行という言葉が薄れ、子が親を粗末にし親が子を殺し子が親を殺すような悲惨な事件が多発しています。 親に何かをしてあげようと思っても、何もなければ一日のうち、顔を合わせた時には笑顔を見せてあげる事がなによりの孝養であると日蓮聖人は説かれています。その言葉が身に染み入ります。
命の儚(はかな)さを忘れ、ぞんざいな態度で接しがちな親子。兄弟。夫婦の家族の絆に心せねばなりません。