真心をもって他人の過失、欠点を思う時の叱りや忠告は相手に通じます。しかし感情からの忠告は、自分の心を満足させたい優越感からのものですから相手には伝わりません。相手のことを心から思っての叱りなのか、自分を満足させたいための自分の都合ばかりでいう忠告なのかよく考えねばなりません。
「馬は川辺に連れて行くことはできても、水を飲みたくない馬に水を飲ませることはできない」という諺があるように、相手もこともよく考えねばなりません。
叱りつけてばかりいないで誉めてあげれば、周囲が明るく楽しくなります。